Action Mom Chinaでは
子育てをキーワードに日本で活動している団体を応援しています。本日は支援先の1つである「福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト」についてご紹介。
プロジェクト概要はプロジェクトのブログにて詳細に記載されているのですが、現在中国からはこのサイトを見る事が出来ませんので、「福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト」ブログから内容を抜粋して転載しますね。
福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト
Project in Response to Needs of Infants, Children, and Pregnant Women of Fukushima
【活動目的&対象】
当プロジェクトでは、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電事故後、放射能汚染による
健康被害の不安を抱える乳幼児や妊産婦を含む家族と、現在避難中の乳幼児や妊産婦を含
む家族を対象としたきめ細かいサポートを実施しています。
特に、行政や他団体の支援枠組みから外れて苦労されているご家庭に焦点を当てています。
*政府の決めた避難対象区域外にお住まいのご家庭のサポートに力を入れています。
現在、首都圏、栃木県、新潟県、茨城県、群馬県の5拠点で110世帯のニーズ対応を行って
います。また、福島、千葉、兵庫の団体と連携して活動をしています。
【活動概要】
当プロジェクトでは、まずは乳幼児・妊産婦家庭に対するニーズ聞き取り調査を行い、住
宅や家財道具、引越しや保育サポートなど、それぞれのご家庭の個別のニーズにあわせた
サポートを行っています。
ニーズ聞き取り調査に関しては、姉妹団体の「福島乳幼児妊産婦支援プロジェクト」
(
http://sicpmf.blog55.fc2.com/)と連携して行っています。
ニーズへの対応については、まずは避難ご家族のいらっしゃる地方自治体や地元民間
団体(NPO/NGOやボランティア)と連携し、直接支援が必要なニーズについては、当プ
ロジェクトの方で対応しています。具体的には、次のようなニーズに対応しています。
(1) 健康や子育ての不安への支援
(2) 住居探しの支援
(3) 家財道具を添える支援
(4) 保育サービスや学校を見つけるための支援
(5) 生活再建のための支援
(6) 疎開・避難・移住等の支援(例:千葉県鴨川市、兵庫県篠山市など)
(7) 外国人の場合の通訳支援
(8) その他、個別ニーズに応じた支援
【活動実施態勢&各拠点からのメッセージ】
■ニーズ対応プロジェクト事務局&首都圏■
東京外国語大学大学院
舩田クラーセンさやか研究室
〒183-8534 府中市朝日町3−11−1
Tel&Fax: 042-330-5260(不在の場合はメッセージをお残しください)
プロジェクト携帯電話:090-1710-2067(担当:コーディネーター斉藤)
メール: fukushimaneeds<@>gmail.com (*<>をお取りください。)
お急ぎの場合は、携帯までお願いします。
〜福島あるいは首都圏に避難中のお母様方へ〜
以上、すべてのニーズに以下のチーム編成で対応しています。
?「住宅マッチングチーム」(鈴木、田村、柴田、森)
?「引越しサポートチーム」(山脇、関、鈴木)
?「家財道具マッチングチーム」(近藤)
?「保育サポートチーム」(高橋、以下10名)
*主として、東京外国語大学の学生サークル「外大東北復興支援隊」のメンバー
や院・学部の学生ボランティアで対応しています。
「子どもは社会の宝」です!だから、一緒に一つ一つ対応できればと思います。
まずはご一報ください。(舩田クラーセンさやか)
■栃木拠点&支援プロジェクト事務局■
宇都宮大学国際学部附属多文化公共圏センター
〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350
Tel&Fax: 028-649-5228
プロジェクト携帯電話:090-1712-6477(担当:コーディネーター上村)
メール:fukushimachildren<@>gmail.com
〜栃木県に避難中あるいは避難希望の福島からのお母さま方・妊婦さんへ、
当拠点では、避難している乳幼児家族・妊婦さんの交流の場の提供、保育・託児
サービスの紹介、助産師・看護士のアドバイス、住宅・家財道具に関する情報提
供、引越しなどのサポート活動を行っています。まずはご一報ください。
(阪本公美子)
■新潟拠点■
宇都宮大学国際学部高橋若菜研究室
Tel&Fax: 028-649-5174(不在の際はメッセージをお残しください)
プロジェクト携帯電話: 090-1712-6404(担当:渡邉)
メール: fukushimamothers<@>gmail.com
〜新潟に避難されている方、避難を希望されるお母さまへ
最近、新潟拠点を立ち上げました。
まだ手探り状態ですが、
避難している、あるいは希望される乳幼児家族・妊婦さんと交流を図り、
住宅・家財道具等に関する情報提供、子育てにかかわる関連機関の紹介など、
必要とされる支援を行っていきたいと思っています。
お母さまたちの気持ちに寄り添って、サポートをしていきたいと思います。
ご連絡をお待ちしています。(高橋若菜)
■茨城拠点■
茨城大学人文学部 原口弥生研究室
〒310-8512 茨城県水戸市文京2−1−1
Tel&Fax: 029-228-8427(不在の際はメッセージをお残しください)
メール: ibaraki.fukushima<@>gmail.com
〜茨城に避難されている方、避難を希望されるお母さまへ。
最近、茨城拠点を立ち上げました。まだ手探り状態なのですが、茶話会などを
とおして交流をはかり、必要とされる支援を行っていきたいと思っています。
専門機関の紹介や県内の育児情報でしたら、すぐに提供可能です。
ご連絡をお待ちしています。(原口弥生)
■群馬拠点■
群馬大学社会情報学部西村淑子研究室
Tel&Fax:027-220-7492
プロジェクト携帯電話: 090-3923-5117
メール:gunma.fukushimachildren<@>gmail.com
〜群馬に避難されている方、避難を希望されるお母さまへ
群馬拠点を立ち上げました。
群馬県内で避難生活を送られている妊産婦や乳幼児を抱えるご家族、
群馬県内への避難をご希望されているそのようなご家族を支援する
活動に取り組んでいます。何かお困りのことがありましたら、お気軽に
ご連絡下さい。(西村淑子)
【連携先(ニーズ調査及びニーズ対応)】
■ニーズ調査やニーズ対応
□福島乳幼児妊産婦支援プロジェクト http://sicpmf.blog55.fc2.com/
□宇都宮大学国際学部多文化共生センター
□しんぐるまざあ・ふぉーらむ福島
□金沢工業大学未来デザイン研究所
□福島大学災害復興研究所 http://fsl-fukushima-u.jimdo.com/
□明治学院大学国際学部有志
□ご用聞喜屋「ハイッ!喜んで」(福島県)
■地元でのニーズ対応
□宇都宮市民活動サポートセンター及び加盟団体http://www.usaposen.net/
□茨城NPOセンター・コモンズ
□東京外国語大学、外大東北復興支援チーム
■物品提供
□WE21 Japan(古着・家庭用雑貨)
□避難所の赤ちゃんに肌着を届けるプロジェクト500(肌着)
□ユニ・チャーム(母乳パッド、子ども用マスク)
□Yokohama International School Volunteers (家財道具)
□株式会社コーエイ総合研究所(ラップトップPC 6台)
■避難・疎開など
□仮住まいの輪 https://www.karizumai.jp
□東京里帰りプロジェクト
□千葉県鴨川市大山支援村 http://hinansho.awanowa.jp/category/news/
□一般社団法人ノオト http://plus-note.jp/note
□関西疎開プロジェクト
■企業サービス
□株式会社ソフトバンク(携帯15台)
□株式会社ブイキューブテレビ会議システム
□アート引越センター(引越し無償サービス)
□佐川引越しセンター(引越し半額サービス)
【運営期間】
2011年4月20日〜2013年3月31日 (2年弱)
*活動開始は3月14日〜
*団体として4月20日に設立
*半年ごとに活動の見直しを実施
【運営資金】
□市民の皆さんからのご寄付
□中央共同募金会・赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業
□三菱商事東日本大震災復興支援基金
□ボランティアの活用による間接経費の低減
間接経費(事務局経費)等を抑え、ニーズ対応になるべく多くの資金を回すため、
趣旨に賛同される市民の皆さんや学生のボランティアでの活動サポートを得ています。
【ご寄付先情報】
(1)ゆうちょ銀行のATMから送金の場合
10050−78784561
フクシマニュウヨウジニンサンプタイオウ(福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト)
*別途メールにてご連絡先をお伝えいただけると幸いです。
(2)他の銀行やATMからの振り込みの場合
ゆうちょ銀行 店番号019店、府中紅葉丘 当座預金、0663428
*別途メールにてご連絡先をお伝えいただけると幸いです。
(3)郵便振替口座(郵便局にて紙で入金するタイプ)
00100−2−663428 福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト
*ご住所、お名前、メッセージなどお書き添えください。
【期待される効果】
不安を抱えながら生活する乳幼児や妊産婦を含む家族の悩みに耳を傾け、一緒に相談
に乗り、希望する対応が叶うようサポートします。本プロジェクトを通じて、将来の世
代が安心した環境の中で育まれることを目指しています。
【運営体制】
代表:舩田クラーセンさやか(東京外国語大学准教授/元阪神淡路大震災神戸市中央区ボランティア)
副代表:阪本公美子(宇都宮大学准教授/元ユニセフ職員)
事務局:東京外国語大学 舩田クラーセン研究室
〒183-8534 府中市朝日町3−11−1
電話/ファックス:042−330-5260
fukushimaneeds(at)gmail.com
【メンバー】
・岩田英二(会社員、鴨川市大山支援村スタッフ):鴨川市大山支援村調整
・津田勝憲(栃木市有機農家・危険物取扱有資格者・自動車整備士):青年海外協力隊OBOG連携、ロジ調整
・米川正子(宇都宮大学特任准教授/元国連難民高等弁務官事務所UNHCR職員):ニーズ調査
・山脇遼介(東京外国語大学外国語学部4年:広報
・吉村健吾(東京外国語大学外国語学部3年、外大東北復興支援隊代表):ニーズ調査&対応 *福島県出身
【活動協力者】
小林ひとみ(宇都宮大学国際学部4年、看護師):ニーズ対応
松永洋子(助産師、看護師、元青年海外協力隊):ニーズ対応
渡邊麻衣(宇都宮大学国際学研究科修了):新潟対応
【賛同人】
粟野晴子(アイ・シー・ネット株式会社 シニア・コンサルタント)
池田悦子(NPO法人JIPPOスタッフ)
石田洋子(一般財団法人国際開発センター理事)
岩井雪乃(早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教)
大久保達弘(宇都宮大学農学部教授)
大林稔(龍谷大学教授)
大森玲子(宇都宮大学教育学部准教授)
陣内雄二(宇都宮大学教育学部教授)
重田康博(宇都宮大学国際学部教授・多文化公共圏センター長)
高橋若菜(宇都宮大学国際学部准教授・元多文化公共圏センター員)
高原孝生(明治学院大学国際学部教授)
田口卓臣(宇都宮大学国際学部准教授)
鶴田格(近畿大学農学部准教授)
長井圭子(株式会社コーエイ総合研究所コンサルティング第2部課長、主任研究員)
永岡宏昌(特活アフリカ地域開発市民の会(CanDo)、代表理事)
西真如(京都大学東南アジア研究所特定助教)
西川芳昭(名古屋大学国際開発研究科教授)
廣野良吉(成蹊大学名誉教授、市民によるガバナンス推進会議代表理事、ESD-J顧問、ユニセフ協会理事)
牧野久美子(日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員)
森英麻(龍谷大学大学院経済学研究科特別専攻生)