12月1日(土)と2日(日)に開催のチャリティサッカー教室と被災地報告会について、詳しい情報を追加アップします。
以下、
『球縁』くつしたコーチのブログより抜粋です。
スポーツマンシップアジア主催の12月1日(土)の
チャリティサッカー教室とそれにあわせて開催の被災地報告会のご案内です。
日本から『
ちょんまげ支援隊のツンさん』こと角田寛和さんをお招きして、
チャリティーサッカー教室&北京で第2回目の被災地報告会を開催致します。
チャリティーサッカースクールの売上はすべて角田氏の被災地支援活動に活用して頂きます。
■講演者■
角田寛和(つのだひろかず)さん
ちょんまげ支援隊ツン隊長
ちょんまげ付けて南ア/中東/ウズベキ/など世界規模で代表サポ−タ−やってる一児の父。
誰でも参加可能な【smile for Nippon】をFace Bookに設立。被災地に皆を1mmでも近づるため、LA・カタール・東大20講演以上を世界中で開催。
■内容■
サッカー日本代表サポーターちょんまげ隊が、3月11日を機に支援隊として17回現地入りした記録映像中心の報告会です。
NHKでは報道されない貴重な映像があり、ぜひご来場と、そして何かを持ち帰って下さい
■目的■
(1)被災地の現状を理解してもらう
(2)支援策をともに考え、行動を起こしてもらう―を訴える。
「僕一人の力は微力でも、何人か集まれば大きな力が生まれる。私は、多くの方を巻き込みたいんです」
(3)子どもたちにも『何か』を感じてほしい
角田氏の日本での被災地報告会に子どもたちを対象にしたものもございます。
角田氏は子どもたちへの話し方もとても素晴らしく、
小学生の子どもたちにも何か大切なものを感じさせてくれると思い、
小学生を対象にしたチャリティースクールの後に報告会の時間を設けました。
抜粋はここまで。
そして、サッカースクールで人気の「くつしたコーチ」こと松下コーチからの、この被災地報告会開催への思いをご紹介します。
3月11日。
私の上海の教え子たちが福島県で遠征中に地震に遭いました。
あの状況下の中でも福島県の関係者の皆様のご協力で、福島から成田へ。
そして上海に戻ることができました。
その想いから上海で募金活動を行いたくさんのお金を福島県事務所に預けることができました。
ただ、日が経つにつれ、子どもたち、そして保護者の皆様に3月11日のことを触れるのが難しい雰囲気となり、支援の活動はその年のみとなってしまいました。
そのことが私の中で消化不良ができない時、7月の北京での被災地報告会で角田さんとお会いする機会を頂きました。
「難しく考える必要はありません。私たちにできることをすればいいんです」とのお言葉で私の中で何かが変わり、止まっていた針が再び動き出すことができました。
角田さんの映像を交えたお話は、今の現状をそのまま映し出しています。
ですが、角田さんのお話、熱い想いから私たちと被災地の距離は確実に縮まります。
そして今回は子どもたちも対象としております。
日本でも湘南ベルマーレの子どもたちへの報告会を開催している角田さんのお話は、
子どもたちに分かりやすく大切な何かを伝えてくれます。
松下コーチのお言葉は以上。
そして12月2日(日)の
マムチャイナ主催の報告会は11時開始のランチ込みの桜心の部と、15時開始の入場料込みのファミリアの部の2回です。
夜の部はスポーツマンシップアジア主催で、
食べ放題夕食付き報告会です。
北京でも私達の復興支援イベントに賛同頂き、ご支援下さっている多くの方々へ、現在の被災地の様子や復興の進み具合、また支援がなかなか行き届かない小さな町や村の被災者の方々の実情などを、多くの映像を交えてお伝え下さる個人ボランティアの「ちょんまげ隊長つんさん」よりお聞きできる貴重な機会です。
つんさんの被災地訪問活動の一部をご紹介します。
雨合羽を来て食事中の様子の写真は、震災後仮設住宅に移っても精神的、経済的余裕がない為ほとんど娯楽が無い生活を送っている牡鹿半島の被災地の子供やその家族をサッカー観戦バスツアーに引率しているつん隊長の様子。
バスのチャーター代はカンパなどの義捐金でなんとかまかなえたものの、途中で
の食事代やおやつ代などの余裕はなかったため、スタジアムまでの道中の、被災地では無い町の有志に昼食の炊き出しでの支援を頼んで、芋煮のお昼ご飯を食べ
ている様子です。その時はあいにく雨で、橋の下で雨をしのぎながらのお昼ご飯。おやつは、大阪の有志にクッキーを作って送ってもらう支援を取り
付けて、バスの中で配ったそうです。
つん隊長曰く「被災地に実際に行くことができなくても、義捐金を出さなくても『自分にできることを何
かしたい』という気持ちを持ってもらえれば、自分の住む町で炊き出しをしたり、離れた地方からお菓子を送ったり、被災地のニーズとマッチする支援の仕方は
アイデア次第でいくらでもあります。」
そしてスタジアムに到着して、サッカー観戦に臨む参加者と、応援の歌やかけ声の指導をするつん隊長。
ツアーに参加した被災者の方々は、サッカーの試合を実際に見に行ったことが無い人達ばかりで、最初は観戦の楽しみ方がわからずみんな静かだったが、試合が
終わる頃には周囲のサポーターの熱気に巻き込まれて、大きな声で声援したりしてひと時日常を忘れてみんな笑顔で楽しんでいた。試合開始の時のみんなの表情と終わる頃の表情が全然違っていたそう。
参加した被災者の感想です。
「つんさん、今日は子供と一緒にこうして連れ出してくれて有り難う。津波で妻と子供一人を亡くし、漁師の仕事も奪われた。残された自分と子供二人で、今まで毎日を生きるのが精一杯。子供を楽しいところに連れて行くことなんてできなかっ
た。クリスマスの時期だというのに、子供になにも楽しいことがしてやれなくて辛かった。でも今日、こうして子供が笑って楽しくしている姿を見て、本当に嬉しかった。参加してよかった。」
是非、北京でちょんまげ隊長つんさんご本人の言葉でいろんな被災地のお話を聞きにお越し下さい。離れていても、被災地にすぐ行くことができなくても、一人一人ができる「なにか」が見つかるかもしれません。
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